はじめに
定期的な運動は、心肺機能を高め、多くの慢性病を発症するリスクを減らします。理想的な体重と健康的な骨、筋肉、関節を維持する事に役立ちます。更に、閉経期の女性の骨量の減少に効果があり、骨粗鬆症を予防します。ストレス、鬱、不安を減らし、心理的な健康状をも促進します。運動不足は、心臓病、脳血管病、糖尿病、高血圧、ある種の癌や肥満の主な危険因子になります。
香港の状況
香港では、あまり動かない生活スタイルを送る人が殆どです。2010年4月に行われたThe Behavioural Risk Factor Survey(行動のリスク因子調査) は、(調査の1週間前のデータとして) 一回につき10分以下の適度な運動を行っている人は、18-64歳の半数以下で(45.4%)いくらか激しい運動を行っている人は、5分の2以下(38.4%) である事を示していました。
健康の為の運動の長さと程度に関して
有益な身体的活動は、非常に激しいものである必要はありません。一日に30分の適度な運動を少なくとも週に5日行う事により、十分な健康的な効果が得られ、特定の慢性疾患のリスクを減らせます。一度に30分の運動を行う必要はなく、10分の運動を3回に分けて行っても良いでしょう。
関連情報
運動に関する実用的なヒントを更に得る為には、Centre for Health Protectionのホームページの the Health Zoneをご覧ください。近くの公共スポーツ施設の情報に関しては、Leisure and Cultural Services Departmentのホームページをご覧ください。
情報源: Centre for Health Protection, Department of Health, HKSAR.